禁酒・禁煙から始まる40歳の生活改善日記

禁酒・禁煙をすることにより身体的・精神的にどんな影響があるのかを自分のために日々記していきたいと思う

肝臓の異常を調べるAST(GOT)、ALT(GPT)の異常値

昨日、8月31日(木)に健康診断の結果が届いた。
検査したのは1ヵ月程前で、タバコをやめて1週間ぐらい、お酒はガンガン飲んでた状況だ。

結果は、肝臓の異常を調べるAST(GOT)、ALT(GPT)が異常値となっていて、「要精密検査」となった。
<検査結果>
AST(GOT)基準値:10〜40 測定値:111
ALT(GPT)基準値:5〜45 測定値:56

<AST(GOT)とALT(GPT)で何がわかるのか>
ASTは肝細胞に多く含まれているため、肝細胞の破壊(障害)が進むと血液中のASTの値が異常に上昇する。
肝臓病の種類や障害の程度によって、ASTの上昇度に差があり、細胞の障害が強いほど数値は高くなる。

ASTは肝細胞のほか、心筋(心臓の筋肉)や骨格筋の細胞にも多く含まれているため、これらの病気の指標にもなるらしい。
例えば急性心筋梗塞が起こって心筋細胞が傷害されると、基準値の数倍から10数倍、筋ジストロフィーなどの筋肉の病気では数倍の高値になるとのこと。
私の場合、最低基準値の10倍に達している。
もっと悪い人は、500とか800ぐらいになるらしい。

ALTもASTと同様、肝細胞や心筋、骨格筋の細胞に多く含まれているために、これらの病気の指標になる。
ALTは、ASTより血液中から消失するのに時間がかかるため、しばらく高値が続くという特徴があるそうだ。

<AST/ALT比による疾患鑑別法と代表的な疾患>
AST/ALT<1(AST値が小さい)…慢性・急性肝炎、脂肪肝、肝硬変初期、胆汁うっ滞など
AST/ALT>1(AST値が大きい)…劇症肝炎、アルコール性脂肪肝、アルコール性肝炎、進行した肝硬変、溶血、うっ血性心不全心筋梗塞など
AST/ALT>2(AST値が2倍超)…原発性肝がん、筋ジストロフィー

禁酒をしないといけないと感じたのは間違えではなかった。
本日で禁酒14日目だが、結局、禁酒をしないといけない運命だったのだろう。
あれだけ、毎日毎日吐くほど飲んでいればあたりまえのこと、自業自得だ。

とりあえず、早めに再検査に行ってみようと思う。